Facebook上でカジノ事業を宣伝する方法とは

Facebookは世界で最も大きな企業の1つであると同時に、最も価値のある企業です。

Facebook Inc.はInstagram、WhatsApp、Facebook Messenger、そしてFacebookを所有しています。これらの各アプリは最多ダウンロードカテゴリーに含まれており、何十億を超えるユーザーを抱えています。

したがって、ブランドがFacebook上にない場合、閲覧数を獲得するのは不可能で、つまり注目を集められないということになります。それでは、Facebook上でギャンブル関連事業を宣伝したい場合はどうしたらよいのでしょうか?宣伝は可能ですが、どのように宣伝すればいいのかについてみていきましょう。

Facebookとオンラインギャンブル

Facebookはアメリカ合衆国の会社として、たとえそれが海外であっても、アメリカ国内であっても、オンラインギャンブルに関しては注意深く対応しています。2006年の法令により、アメリカ合衆国において、全てのオンラインギャンブル活動は違法となり、現在も依然としてこの法令は適用されています。

このため、数多くのアメリカ合衆国企業は、ギャンブルの条件がより好都合である、国外でオンラインカジノを開業しました。数多くのアメリカ合衆国企業が何かしらのギャンブル活動の宣伝に関して非常に神経質なのはこのためです。

Facebookの承認を得るためには

コンペもしくは何らかのギャンブル製品をFacebook上で宣伝したいとします。この場合、広告用のアカウントを完全に稼働させるためには事前承認の申請が必要になります。これにはRMGもしくはオンライン上の現金ギャンブル用の申請書および質問票の提出が必要になります。

申請者は、使用予定のドメイン名とともに、自身のサービスを宣伝したい地域を選択する必要があります。RMG質問票に記入する際、無許可のプレイヤーによるサイトへのアクセスをいかにして防ぐ予定かの説明と、この活動が合法であることの説明をする必要があります。

認可されたギャンブル経営者の場合、許可証のコピーを提出する必要があります。他方で、フリードローやスカルベースゲームのように、活動がギャンブルの定義外のものである場合、許可がなくてもその活動がその領域内で合法であることを裏付けるために、資格を持つ法律顧問による意見書が必要になります。

賭け事に関する広告はなぜ失敗に終わるのか?

カジノ経営者が直面する課題は主に2つあります。それは全てのライセンスや法律に従わなくてはいけないということ、および1日に何度かキャンペーン内容を変えることを余儀なくするギャンブル業界の動的性質です。

法的問題により、最近までFacebookはギャンブル関連の広告を許可していませんでした。幸いにも、近年ソーシャルメディアは柔軟になってきています。現在Facebookはこの種の活動が合法の国においてはギャンブル関連の広告を許可しています。

したがって、新しいガイドラインではオンライおよび実店舗のギャンブル関連企業に対してFacebookとInstagramに広告を掲載することが許可されていますが、それはFacebookの承認が下り、地域法に従う場合に限ります。